いよいよ髭男爵杯のスイスラウンドも最終戦に。
上位者達は次々とプレーオフへの進出を決めていく。

今までは、全勝者のカバレッジを取らせて頂いていた。
しかしながら、今回は趣向を変えて書かせて貰う事にした。

先のGP横浜等の参加人数を見る通り、プレイヤー人口は右肩上がりに推移している。
それに伴い、女性のプレイヤーも徐々にだが増えてきている事だろう。

この髭男爵にも、少なからず女性プレイヤーが参加している。
今大会においては、紅一点となった、松本。


それを、記載しない理由はないだろう。


それに対するは、ゾンビ愛好家の宮田。
彼もまた群馬の誇るデッキビルダーの一人であり、ボードゲーマーでもある。
ゾンビゲームを語らせたら、群馬で右に出るものはいないだろう。

マジックにおいてもゾンビデッキを愛するが、今回は違うデッキらしい。
本人曰く、ゾンビのように禍々しい。

GAME 1

先に動いたのは後手の松本。
《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》をターンエンドに唱え、疑似速攻で、先ずは一撃。

すると宮田、それを《火柱/Pillar of Flame(AVR)》で、リアクション。

続いて現れたのは、《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》。

盤面上は、《山/Mountain(RTR)》ばかりの宮田のデッキ。
《金粉の水蓮/Gilded Lotus(M13)》でマナ加速をターンを返す。


呪禁クリーチャーと言う性質上、赤単では対処手段は少ないだろう。

さらには松本の場には、《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter(RTR)》と、これまた対処に困るカードが追加される。
いや、対処せざるを得ない。

なぜなら、宮田のライフは一桁なのだ。
何もなければ最後のターン。

宮田「仕切り直しだ!!」

放たれる《世界火/Worldfire(M13)》!!

Worldfire / 世界火 (6)(赤)(赤)(赤)
ソーサリー
すべてのパーマネントを追放する。
すべての手札とすべての墓地にあるすべてのカードを追放する。
各プレイヤーのライフの総量は1点になる。


そして、トップ勝負の末、松本に向かって《火柱/Pillar of Flame(AVR)》が放たれる…


まさに、何もかも台無しにする、このリセット呪文。


ケア不可能…!

別領域からの刃…!

ゾンビ宮田の世界火バーン…!


松本0-1宮田

GAME 2

予想外の結末が待っていた松本。
その懸念を打ち払うかのように、《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》から《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》に繋ぐ良い流れ。

対して宮田。
《火柱/Pillar of Flame(AVR)》から、《野生の勘/Wild Guess(M13)》へと動き、必要な牌をかき集める。
さらには失われたライフを補填しよと《終わりなき休息の器/Vessel of Endless Rest(AVR)》から《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》へと繋ぐ。

しかし、それは松本の《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》の良い餌食。
即座に、ビーストへとサイズダウンしてしまう。

だが、松本。
唯一の攻め手である《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》を失う訳にはいかない。
《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》で、次なる攻め手を探しに行くと、そこには《練達の生術師/Master Biomancer(GTC)》の姿が。

《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》こそ失うものの、強化された天使によって一気に宮田のライフが消し飛ぶ。

続く《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter(RTR)》もドラゴンサイズ。


しかし、宮田の場には《金粉の水蓮/Gilded Lotus(M13)》が。


予兆…。


宮田「きたぜ。ぬるりと…」


そして、再び放たれる《世界火/Worldfire(M13)》


松本「もうやだ、あのデッキッ」


宮田の悪夢再び!!


松本0-2宮田

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