【カバレッジ】50th髭男爵杯 R2長尾vs五十嵐
2013年4月14日 TCG全般 コメント (1)Whitten by Kyouji Shimizu
群馬における草の根大会の一つ、髭男爵杯。
皆様のご愛顧もあり、いよいよ大台である50回目を迎える事が出来た。
この場を借りて、スタッフ一同感謝を述べたい。
節目を迎えるこの大会。
それを初めての大会とするプレイヤーがいた。
この度、新社会人となった長尾である。
新天地として選ばれたのが群馬の隣県の埼玉。
彼にしてみれば、電車で2駅と、立地の良さからの初参加となった。
新社会人プレイヤーとして、一体どのようなプレイを見せてくれるだろうか?
それに相対するのは、群馬では古株の五十嵐。
ノリ良い性格を映したかの様な、テンポの良い赤緑ビートダウンを操っての参加である。
人生の先輩として、社会の厳しさ…
いや、マジックの厳しさをプレイを通して伝える事が出来るのであろうか?
GAME1
ダイスロールにて先手を得たのは長尾。
《草むした墓/Overgrown Tomb(RTR)》からの《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》を皮切りに、《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》で土地を手にする序盤のアクション。
そう、再びトップメタに返り咲いたデッキ「リアニメイト」だ!!
さらに、墓地に落ちたカードは《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》や《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》と高カロリー。
肝心のリアニメイトカード《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》はあるの!?
対する五十嵐も《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》からは入るも、対戦相手のデッキが判るや否やゲームは加速する。
返すターンには《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar(M13)》に速攻を与え、即座に3点。
更には、《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》を追加すると再びレッドゾーンに舞い戻る。
だが、五十嵐の猛攻もここまで。
《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》で、一度この猛攻を耐えると、手札から唱えられたのは《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》
《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》が戦場に舞い戻ると、五十嵐のクロックが一掃。
さらに続いて《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》が追加されると、なす術のないグルールビートはサイドボードの墓地対策に手をかけた。
長尾1-0五十嵐
GAME2
先手を得た五十嵐だが、悩んだ末に墓地対策の無い手札をキープ。
五十嵐、1ターン目こそ動けないものの遅咲きの《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》から《地獄乗り/Hellrider(DKA)》をプレイし果敢にライフを攻めに行く。
後手の長尾だが、再び《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》スタートと順調な滑りだし。
しかし、メインターンに《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》を放ち、肝心の土地がないと嘆く。
だが、先の試合同様、長尾のドローは強い。
順調に土地を伸ばし、再び攻めてきた《地獄乗り/Hellrider(DKA)》を《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》で、ひらりとブロック。
攻め手を失った五十嵐は、《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》を追加するのみと、続くクロックとしては心もとない。
それも、その筈。
長尾の《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を見越しての事。
《頭蓋割り/Skullcrack(GTC)》を合わせる事により、実質8点火力。
合わせるかの様に、五十嵐も《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を続くクロックとして戦場に送り出す。
しかし、長尾は再びの《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》で《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を、チラチラと。
2桁を割ったライフを安全圏に引き戻す。
盤石の構えの長尾に五十嵐、迂闊に動く事が出来ない。
《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar(M13)》を2体連続で追加し、隙を狙う。
しかし、この膠着した盤面に舞い降りたのは、長尾の《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》
対象は自分の墓地の《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》、五十嵐の《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar(M13)》2体を隠すと、バランスが傾く。
がら空きの上空から天使が襲い掛かる。
五十嵐、なけなし手札《裏切りの本能/Traitorous Instinct(RTR)》で、《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》を奪いすべてレッドゾーンへ。
長尾のブロックミスを期待するも、彼のライフは遥か彼方。
長尾2-0五十嵐
引きが強かったという長尾。
新社会人としての…
いや、マジックプレイヤーとしての前途は開けている
群馬における草の根大会の一つ、髭男爵杯。
皆様のご愛顧もあり、いよいよ大台である50回目を迎える事が出来た。
この場を借りて、スタッフ一同感謝を述べたい。
節目を迎えるこの大会。
それを初めての大会とするプレイヤーがいた。
この度、新社会人となった長尾である。
新天地として選ばれたのが群馬の隣県の埼玉。
彼にしてみれば、電車で2駅と、立地の良さからの初参加となった。
新社会人プレイヤーとして、一体どのようなプレイを見せてくれるだろうか?
それに相対するのは、群馬では古株の五十嵐。
ノリ良い性格を映したかの様な、テンポの良い赤緑ビートダウンを操っての参加である。
人生の先輩として、社会の厳しさ…
いや、マジックの厳しさをプレイを通して伝える事が出来るのであろうか?
GAME1
ダイスロールにて先手を得たのは長尾。
《草むした墓/Overgrown Tomb(RTR)》からの《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》を皮切りに、《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》で土地を手にする序盤のアクション。
そう、再びトップメタに返り咲いたデッキ「リアニメイト」だ!!
さらに、墓地に落ちたカードは《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》や《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》と高カロリー。
肝心のリアニメイトカード《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》はあるの!?
対する五十嵐も《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》からは入るも、対戦相手のデッキが判るや否やゲームは加速する。
返すターンには《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar(M13)》に速攻を与え、即座に3点。
更には、《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》を追加すると再びレッドゾーンに舞い戻る。
だが、五十嵐の猛攻もここまで。
《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》で、一度この猛攻を耐えると、手札から唱えられたのは《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》
《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》が戦場に舞い戻ると、五十嵐のクロックが一掃。
さらに続いて《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》が追加されると、なす術のないグルールビートはサイドボードの墓地対策に手をかけた。
長尾1-0五十嵐
GAME2
先手を得た五十嵐だが、悩んだ末に墓地対策の無い手札をキープ。
リアニメイトというデッキは、色々なサイドボードプランがある。
クリーチャーを追加してのビートダウン、既存のリアニメイト、そして、それらのハイブリット…
取られたプランによって手札のキープ基準がまったく異なる。
下手をしたら、まったくの無駄カードが生まれてしまう事だってある。
その見定めが、リアニメイトというデッキを相手にする難しさなのである。
五十嵐、1ターン目こそ動けないものの遅咲きの《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》から《地獄乗り/Hellrider(DKA)》をプレイし果敢にライフを攻めに行く。
後手の長尾だが、再び《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》スタートと順調な滑りだし。
しかし、メインターンに《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》を放ち、肝心の土地がないと嘆く。
だが、先の試合同様、長尾のドローは強い。
順調に土地を伸ばし、再び攻めてきた《地獄乗り/Hellrider(DKA)》を《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》で、ひらりとブロック。
攻め手を失った五十嵐は、《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》を追加するのみと、続くクロックとしては心もとない。
それも、その筈。
長尾の《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を見越しての事。
《頭蓋割り/Skullcrack(GTC)》を合わせる事により、実質8点火力。
合わせるかの様に、五十嵐も《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を続くクロックとして戦場に送り出す。
しかし、長尾は再びの《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》で《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を、チラチラと。
2桁を割ったライフを安全圏に引き戻す。
盤石の構えの長尾に五十嵐、迂闊に動く事が出来ない。
《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar(M13)》を2体連続で追加し、隙を狙う。
しかし、この膠着した盤面に舞い降りたのは、長尾の《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》
対象は自分の墓地の《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》、五十嵐の《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar(M13)》2体を隠すと、バランスが傾く。
がら空きの上空から天使が襲い掛かる。
五十嵐、なけなし手札《裏切りの本能/Traitorous Instinct(RTR)》で、《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》を奪いすべてレッドゾーンへ。
長尾のブロックミスを期待するも、彼のライフは遥か彼方。
長尾2-0五十嵐
引きが強かったという長尾。
新社会人としての…
いや、マジックプレイヤーとしての前途は開けている
コメント
カバレッジに書いていただきありがとうございます。
また、お邪魔することもあると思いますので、よろしくおねがいいたします。